元気ハツラツアセンシオ

ビクトリア: レクイエム ほかレカセンス、アセンシオ

曲目・内容 トマス・ルイス・デ・ビクトリア（1548-1611） Disc 1 1-3.Ad Matutinum 朝課Versus initialis - 初めの祈りDomine labia mea aperies （詠唱）Deus in adjutorium meum intende （fabordón a 4）Invitatorium: Circumdederunt me （詠唱）Psalmus 94: Venite, exsultemus Domino （詠唱）4-7.In primo nocturno 第1夜課Lectio I: Parce mihi Domine （詠唱）Responsorium I: Credo quod redemptorLectio II: Taedet animam meamResponsorium II: Qui Lazarum resuscitasti （詠唱）8.9.In tertio nocturno 第3夜課Lectio VII: Spiritus meus attenuabitur （詠唱）Responsorium VII: Peccantem me quotidie10.11.Ad Laudes 賛課Antiphona: Exsultabunt Domino （詠唱）Psalmus 50: Miserere mei DeusAntiphona: Ego sum resurrectio （詠唱）Canticum: Benedictus Dominus Deus Israel Disc 2 1-12.Missa Pro Defunctis 死者のためのミサIntroitus: Requiem aeternamKyrieGraduale: Requiem aeternamTractus: Absolve、 Domine （詠唱）Sequentia: Dies irae （詠唱）Offertorium: Domine Iesu ChristeV/. Hostias et preces （詠唱）Praefatium （詠唱）Sanctus - BenedictusIn elevatione （motectum）: Versa est in luctumAgnus DeiCommunio: Lux aeternaPostcommunio: Dominus vobiscum （詠唱）13.Absolutio / Absolución 赦祷式Responsorium: Libera me, Domine※ ミサ全体として世界初録音 アーティスト（演奏・出演） ラ・グランド・シャペル（Sop 4、Ct-t 2、Tn 4、Bs 2） ホセ・ゴメス （バホン） アルベルト・レカセンス指揮詠唱： スコラ・アンティクァ （11名） ホアン・カルロス・アセンシオ 指揮 レコーディング 2019年10月2-5日 サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院、トレド プロデューサー、エンジニア： フィリップ・ホップス （LINN RECORDS）商品番号：LAU020 ビクトリア（1548-1611）：死者のための聖務日課集、レクイエム皇太后マリアの葬礼 ［ラ・グランド・シャペル、アルベルト・レカセンス （指揮）、スコラ・アンティクァ、ホアン・カルロス・アセンシオ （指揮）］ CD 2枚組 発売日：2020年10月09日 Lauda ビクトリアの名作「レクイエム」誕生の姿が甦る 黄金時代のスペイン最大の作曲家の一人ビクトリア。

その代表曲にしてルネサンス期スペインの重要作品である5声の「死者のためのミサ曲（レクイエム）」が1603年に作曲されたのは、およそ20年近くにわたって彼を支援した神聖ローマ皇太后マリア・デ・アブスブルゴ（カール5世の娘、フェリペ2世の妹、マクシミリアン2世の妻）の葬礼のためでした。

今回アルベルト・レカンセンスとホアン・カルロス・アセンシオが協力して制作したこのアルバムは、ビクトリアが作曲した「レクイエム」とモテット数曲のみならず、当時歌われたと目されるカント・リャーノ（単旋律聖歌／詠唱）も含め、2日間にわたって行われた葬礼の音楽を全て収録したという労作です。

さらに、スペイン教会音楽の当時の慣例を踏まえ、低声部をバホン（ファゴットの原型ドルツィアンのスペイン名）が先導しているのも注目で、その音色が芯となってハーモニーに安定をもたらし、非常に美しい響きを創り上げます。

録音はLINN RECORDSのフィリップ・ホップスが担当。

修道院の音響を見事再現した極上のエンジニアリングです。

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